1/29(土)
高校生による学びの祭典・マイプロジェクトアワードが広島県内で初めて開催され、まなびのみなとは運営として高校生の発表を支えました。
この日集まったのは、広島県を拠点にプロジェクトを実践する高校生73名。(当日都合で参加できなかったメンバーも入れると参加申込は100名を超えました…!)
「マイプロジェクト」とは、
誰かにやらされるのではなく、その人だからこそ持つ興味や課題感から起こされるアクションと、そのアクションが他者や社会を巻き込みプロジェクトとなっていく学びのプロセスそのものを指します。
プロジェクトによっては高校生活3年間かけて取り組んできた活動とその想いを、たった10分間の発表に詰め込むことになります。多種多様な25のプロジェクトが一同に集うその熱量は、想像を超えるものがありました。
司会を務めた加藤さんも、高校時代はマイプロジェクトに打ち込んだ1人。
開会式では、その経験がどのように現在に繋がっているのかをお話してくれました。
「サポーター」と呼ばれる社会人・イノベーターの方々にも参加頂き、グループごとに高校生との対話セッションを行います。各グループでの進行は、大学生を中心とするファシリテーターがバックアップしました。
「なんでそんなに頑張れるの?」
「なんでそれを始める気になったんだろう?」
一人ひとりの「マイ」の源泉を探る時間が中心になりました。大人の本気のフィードバックにだじろぎながらも、高校生から「分かりません」という言葉は聞かれませんでした。
考えたこともなかった観点について、想像もしなかったアイデアについて、自分自身の言葉で返答する姿が印象的で、「いまこの瞬間にも成長している」というのが見える時間だったように思います。
当日サポーターとしてご参加頂いたみなさま。
「Myプロジェクト」から、もはや「Ourプロジェクト」になっている、というご講評も頂きましたが、最前線で活躍されるオトナとの出会いが、高校生のプロジェクトを一層加速させることと思います。
1年間をかけて準備してきた学びの祭典は、あっという間に終わりを迎えました。
1年後の祭典に向けて、また準備期間が始まります。
より多くの高校生が、MyプロジェクトをOurプロジェクトに変えてくれる仲間を見つけられますように。
より多くの先生と、一緒になって高校生のチャレンジを応援できますように。
コロナ禍を超え、高校生の熱のこもった言葉を1m先で感じられるあの時間が戻りますように。
せっかくなのでオンライン運営の裏側も何枚かお見せしたいと思います。
当日は感染症対策として、運営側も1人1人が別々の部屋でパソコンと向き合いました。
白熱する各ブレイクアウトルームでのサポーターセッション)
最後になりますが、
まなびのみなとは、高校生のマイプロジェクトを一緒に応援してくれる大学生の仲間を募集しております。(大崎上島でのインターンシップ形式も可能です)
当日の運営はもちろんですが、1年間かけて様々な高校生応援プログラムをつくっていく予定ですので、お力を課して頂きたいと思います。探究学習支援に興味のある方、地域での教育に興味のある方、広島を盛り上げたい方、どなたでも気軽にご連絡ください。
MAIL:y.katsuse@manabinominato.or.jp
担当:勝瀬(かつせ)