9/21(土)、広島は尾道を舞台に、
マイプロジェクト広島スタートアップイベントを開催しました。
今回の目玉企画はコチラ!
まちあるきビンゴ。
高校時代にマイプロジェクトを実践していた大学生たちが、
ゼロから今回のイベントを企画・運営してくれました。
「プロジェクトはどう始まる?」
そんな問いから生まれたまちあるきビンゴを軸に、今回のイベントは進行していきました。
誰かのワクワク、モヤモヤを聞きながら、ビンゴを完成させていきます。
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「今の高校生は授業で探究的な取り組みをやらなきゃいけなくて、
自分のやりたいことを小さくやってみなさい、と言われたり
はたまた想像もつかないような大きな課題について解決策を考えなさい、と言われたり。
それをできる人はいいけど、
できない人は苦しいと思うんです。
マイプロジェクトでも同じようなことを伝えてしまったら、
もっと苦しくなっちゃんじゃないですか?
プロジェクトが始まる時って、
いつも誰かと何気なく話している時だったり、
ちょっとの勇気を出して誰かの想いを聞かせてくださいとお願いした時だと思うんです。
だから、この日は色々な人に話しかけて、
ちょっとワクワクすることを見つけたり、
その人のモヤモヤを一緒に共感してあげたり、
それだけでいいと思うんです。
それがこの日に見つからなくても、
自分の地域に帰ってからも
誰かと話しながら、誰かに話しかけながら、
楽しくプロジェクトを見つけて欲しい。」
この言葉がそのまま、この会の開催趣旨です。
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大人チームも参戦!
商店街を歩く人へのインタビュー。
最初はちょっと緊張しながら、
徐々にそれが楽しくなっていく様子が遠くから見ていてわかりました。
(最初の一歩を踏み出すのに1時間近くかかったチームもありました。)
まち歩きから会場に戻ってくると、
その日初めて会ったはずの高校生メンバー同士がすっかりチームになっていることに驚きました。
「せっかく旅行に来たのに、小さい子供がグズってしまいなかなか尾道を楽しめない」
と言うご夫婦のモヤモヤ。
「尾道は歩いているだけで、いろいろな知り合いができて楽しい。人と人との距離がとても近いんだ」
と話す外国人のワクワク。
「猫がそこらじゅうにいて観光客は喜んでくれる。でも、数が増えすぎて、車に轢かれてしまう猫や、そこらじゅうで糞をする猫も多い」
と困る地元の方のモヤモヤ。
商店街でたくさん拾ってきた生の声に対して、
自分たちなら何ができるだろうか、と考える。
それはプロジェクトになるだろうか?と考える。
そんなワークに挑みました。
ボランティアで参加してくれた県内の大学生たちが、
うまく高校生をサポートしてくれました。
大人チームも真剣!
プロジェクトの案を発表して、この日は終了。
会が終わった後もあちこちに残って、
話をする高校生たちの姿が印象的でした。
取材をいただいたテレビ新広島さんのHPでも、この日の様子が公開されています。
ぜひご覧ください。
当日ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!
高校生マイプロジェクト広島スタートアップイベント尾道
主催:一般社団法人まなびのみなと
共催:広島大学スタートアップ推進部門、株式会社テレビ新広島
後援:公益財団法人マツダ財団、全国高校生マイプロジェクト実行委員会